「自分の外見のここが違っていたら、もっとお洒落を楽しめるのに」と思ったことはありませんか?
もう少し背が高かったら。
もう少しスタイルが良かったら。
もっと肌がキレイだったら。
私は、ずっとそんなふうに思っていました。
私は身長145cm、足のサイズは21cmです。
10代のころから30代半ばまで、自分の身長がずっとコンプレックスでした。
自分なりにお洒落を楽しんでいたし、キレイになるための努力もしていたつもりです。
でも、友人たちを見ては羨ましくなり、洋服のサイズが合わなかったり、着てみてもしっくりこなかったりするたびに、
「私は背が低いから、似合う服がないんだ」と思っていました。
肌にもコンプレックスがありました。
くすんでいる。毛穴が目立つ。
もっと肌がキレイだったら……。
そう思って、高い化粧品を買ったり、美容医療を試したりしたこともあります。
そんな私が30代で出会ったのが、パーソナルカラーと骨格診断でした。
診断を受けて、服やメイクを選びやすくなりました。
周りから褒めてもらうことも増えました。
パーソナルカラーと骨格診断が、すべての人に必要だとは思いません。
でも、もし昔の私のように、自分の外見にコンプレックスがあったり、「何を着ても似合わない」と思っていたりする人がいたら。
こんな考え方もあるよ、という一つのヒントになればと思って、私の体験を書いてみます。
パーソナルカラーと骨格診断とは?
パーソナルカラーは、その人の肌や髪、瞳などと調和しやすい色を考える方法です。(いわゆる似合う色。)
私が受けた診断では、Spring・Summer・Autumn・Winterの4タイプの分類がありました。
骨格診断は、身体の特徴などから、似合いやすい服の形や素材を考える方法です。
私が受けたものは、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプに分類するものでした。
(パーソナルカラーや骨格診断には、さまざまな診断方法や考え方があります。)
最初の診断では、まったく違う結果だった
私が初めてパーソナルカラーと骨格診断を受けたのは、2014年。
そのときの結果は、
パーソナルカラー:Autumn
骨格:ナチュラル
「これが私に似合うものなんだ!」
そう思った私は、診断結果にかなり忠実に服を選びました。
ところが、1年ほど続けても、あまり変化を感じませんでした。
自分で「キレイになった!」と思うわけでもなく、周りの反応が変わったわけでもない。
「やっぱり、キレイになれるのは一部の人だけなのかな」そんなふうにも思いました。
2015年、もう一度パーソナルカラーと骨格診断を受けてみることにした。
そのころ、読んでいた美容ブログをきっかけに、別のサロンを知りました。
そこで出た結果は、
パーソナルカラー:Summer
骨格:ストレート
……前と全然違うやん!
かなり動揺しました(笑)。
それでも、先生の説明を聞いたり、実際に服を組み合わせてもらったりするうちに、
「ダメ元で、こっちも試してみよう」と思いました。
500円のタンクトップから試してみた
診断を受けたからといって、いきなり高い服を買ったわけではありません。(なんせ2014年のことがあるもんで)
最初に買ったのは、ユニクロのセールワゴンに入っていた500円のタンクトップでした。
まずは安いものから試してみる。
違ったら、また考えればいい。
そんな感じで、少しずつ服やメイクを変えていきました。
左が2014年ごろ、右が2015年ごろのクローゼットです。


服の色がかなり変わりました。
アクセサリーについても、それまで自分が持っていた思い込みに気づきました。
私は小柄なので、「小さい人には華奢なアクセサリーが似合う」と思っていたんです。
ところが、診断をきっかけに、それまでより存在感のあるアクセサリーを試してみると、そちらの方が自分にはしっくりきました。
「小柄だから、こういうものしか似合わない」
と、自分で勝手に決めつけていたんだなと思いました。
「私の肌が汚い」と思っていたけれど
もう一つ、私にとって衝撃だったのがメイクです。
私は長い間、自分は肌が汚いと思っていました。
毛穴が目立つ。
くすんで見える。
夕方になるとファンデーションが崩れる。
「もっと肌がキレイだったらなあ」
と思って、高い化粧品を使ったり、美容医療を試したりしていました。
ところが診断を受けたとき、それまで使っていたファンデーションが私の肌には濃く、黄みも強いのではないかとアドバイスを受けました。
そこで、その日の午後はファンデーションを塗らず、下地と色のつかないパウダーだけで過ごしてみました。
夜、鏡を見てびっくり。
崩れてない!!
……そりゃそうです。
ファンデーション塗ってないから(笑)。
とんちみたいな話ですが、私にとっては衝撃でした。
しかも、その方が自分では肌がキレイに見えました。
ずっと、「私の肌は汚い」と思っていたけれど、
肌が汚いんじゃなくて、自分に合わないものを使っていただけかもしれない。
長年悩んでいたことが、少し違って見えた出来事でした。
「似合わない=私が悪い」じゃなかった
そして、私にとって一番大きかった変化がこれです。
以前の私は、洋服が似合わないと、
「私の身長が低いから」と思っていました。
身長が低いから。
スタイルが悪いから。
私は、「大人の女性らしい服」が自分には似合わないと思っていました。
30歳を過ぎても、子どものような体格だと自分で思い込んでいて、それを惨めに感じることもありました。
でも診断を受けて、それまで避けていたタイトスカートなどを試してみたとき、
「あれ? 私にもこういう服が着られるんだ」と思いました。
今まで似合わないと思っていたのは、自分の体形そのものが悪かったからではなく、単に私に合いにくい服を選んでいただけだったのかもしれない。
そう思えたとき、本当にうれしかったです。
もう、自分の体形を責めなくてもいいんだ。
パーソナルカラーと骨格診断を取り入れて、「似合う」が分かったこともうれしかった。
それによって、
「自分の体形を責めなくてもいい」と思えたことの方が、大きな変化だったように思います。
人を羨ましく思うことが減った
服やメイクを変えていくと、周りから褒めてもらうことも増えました。
以前は「お洒落が好きなんですね」と言われることが多かったのですが、「お洒落ですね」「似合ってるね」と言ってもらえることが増えました。
外見にずっとコンプレックスがあった私にとって、人から褒めてもらえたことは素直にうれしかったし、自信にもなりました。
そして、いつの間にか、人の外見を羨ましく思うことも減っていきました。
以前は、
「あの人くらい背が高かったら」
「あんなスタイルだったら」
と思っていたけれど、
私は私の中で、自分に合うものを探せばいい。
そう思えるようになったからかもしれません。
服選びに「自分なりの基準」ができた
もう一つ変わったのが、買い物です。
私は以前、お洒落には「センス」が必要だと思っていました。
でも診断を受けて、自分についての情報が増えると、
「この色は試してみよう」
「こういう形は合いやすそう」
と考えられるようになりました。
私にとっては、毎日の服選びの平均点が上がったような感覚です。
毎回100点満点のお洒落をする必要はありません。
だいたい80点くらい。
それくらいで安定すると、服を選ぶのがずいぶんラクになりました。
買い物にかかる時間も減り、「高いものを買わないとキレイになれない」という気持ちもなくなりました。
自分なりの基準が分かれば、高いものを買うか、リーズナブルなものを選ぶかも、自分の価値観で決められます。
ただし。
診断に感動した私は、似合わないと思った服を一気に処分してしまい、一時期、手持ちの服が3着くらいになりました。
1か月くらい、まあまあ大変でした(笑)。
今ならそんなことしません。(たぶん(笑))
まず一つ試してみる。
自分で着てみる。
鏡を見て、自分がどう感じるか確かめてみる。
必要なら、周りの人の反応も参考にしてみる。
違ったら、また試してみる。
それくらいで十分だと思います。
私がお世話になったサロンについて
私が2015年にお世話になったのは、パーソナルカラー大宮の田中先生です。
診断結果だけではなく、ユニクロなどのファストファッションやドラッグストアコスメなど、実際に生活の中で試しやすい具体的なアドバイスをいただけたことが、私にはとても大きかったです。
だからこそ、診断を受けて終わりではなく、自分でいろいろ試しながら取り入れていくことができました。
田中先生に出会えたことには、今でも本当に感謝しています。
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「似合う」を知れば応用できる。
この記事の元になった文章を書いたころの私は、パーソナルカラーと骨格診断が大好きでした。
もちろん、今も大好きです(笑)。
でも当時は、
「このタイプだから、この色」
「この骨格だから、この服」
と、診断結果をかなり「正解」のように考えていたところがありました。
今は、少し違います。
パーソナルカラーや骨格診断は、自分を知るための一つのヒントだと思っています。
似合うと言われたものしか着てはいけないわけではありません。
診断結果を知って、
「私はこういうものが似合いやすいんだな」
と分かったうえで、
「私はもう少しカッコいい感じが好き」
「もう少し可愛い雰囲気にしたい」
そんなふうに、自分の好みに合わせて足したり引いたりしていけばいいと思っています。
「似合う」を知ったことで、「好き」を諦めるのではなく、「好き」をどう取り入れるか考えられるようになりました。
自分のことを少し知ったからこそ、そこから何を選ぶかを、以前より余裕をもって決められるようになったのだと思います。
私にとってパーソナルカラーや骨格診断は、「何を着るべきか」を決めてもらうものではなくなりました。
自分の特徴を知って、そのうえで自分がどうしたいかを選ぶ。
今は、それがお洒落だけではなく、「自分らしく生きる」ということにもつながっている気がします。
以前、「着たい服を着れてますか?」という記事も書きました。

パーソナルカラーや骨格診断も、ストレングスファインダーも、私にとっては少し似ています。
どちらも「これがあなたです」と決めつけるものではなく、自分のことを知るための材料の一つです。

外見にコンプレックスがある人へ
私は今でも145cmです。
足も21cmのままです。
相変わらず、サイズが合う洋服や靴が見つからないこともよくあります。
でも、それを理由に自分を責めることはずいぶん減りました。
外見にコンプレックスがあると、
「もっと○○だったら」
と思うことがあります。
もっと背が高かったら。
もっと痩せていたら。
もっと肌がキレイだったら。
私もずっとそうでした。
もちろん、変えられることであれば、自分が納得するために何かを変えることもいいと思います。
でも、自分自身を変えることだけが方法ではありません。
今の自分について知ることで、似合う服やメイクが見つかったり、それまで嫌いだったところの見え方が変わったりすることもあります。
私にとって、そのきっかけの一つがパーソナルカラーと骨格診断でした。
私は今の自分が好きです。
でも、昔の自分を「ダサかった自分」として否定したいわけではありません。
あのころの私も、
「もっとキレイになりたい」
「自分に似合うものを見つけたい」
と、アレコレ悩みながら一生懸命でした。
そんな昔の自分も、大切にしたいと思っています。
パーソナルカラーと骨格診断は、あくまで選択肢の一つです。
洋服にこだわりがなくてもいい。
自分の「好き」がはっきりしているなら、それもいい。
診断を受けなくても、もちろんいい。
でも、もし、
「似合わないのは、自分の外見が悪いから」
と思っている人がいたら。
もしかすると、あなた自身が悪いのではなく、まだ自分に合うものを知らないだけかもしれません。
この記事が、自分の外見を今までとは少し違う角度から見てみるきっかけになれば、嬉しいです。
