40代になってから、
「このままの人生でいいのかな」
「なんとなく苦しい」
「昔の出来事が急によみがえる」
そんな感覚に戸惑ったことはありませんか。
私自身も、数年前、40代を前にしたころ、自分の年齢や仕事、家族との関係、将来への不安など、さまざまなことで揺れていました。
その苦しさを、自己基盤で学んだ「腐った漬物」という言葉が、とても分かりやすく表現してくれました。
今日は、その話を書いてみたいと思います。
ミッドライフクライシスとは
ミッドライフクライシス(中年の危機)とは、40〜50代頃に訪れる人生の転機です。
年齢を重ねる中で、
- 自分の老いを感じる
- 親の介護や家族の変化
- 仕事への迷い
- 「このままでいいのか」という焦り
など、さまざまな出来事が重なり、自分自身を見つめ直す時期だと言われています。
私もまさにそんな時期を過ごしていました。
自己基盤で出会った「腐った漬物」という言葉
自己基盤を学び始めた頃(3年ほど前)、近藤真樹コーチがこんな例えをしてくださいました。
「腐った漬物を持っている人もいる。」
初めて聞いたときは、不思議な表現だなと思いました。

でも学びを続けるうちに、
- 子どもの頃から抱え続けてきた悲しみや怒り、寂しさ、言えなかった思い。
- 何年も心の奥にしまい込み、見ないようにしてきた感情。
それらが「腐った漬物」なんだと、私は理解するようになりました。
私自身にも、人にはなかなか話せない出来事があります。
コーチング以外ではほとんど話したことがありません。
話すだけでも苦しくて、一度や二度では整理できないような感情です。
「自分だけじゃない」と思えた
自己基盤を学ぶ中で気づいたことがあります。
それは、
誰もが、それぞれの腐った漬物を持っているかもしれない。
もちろん程度は人それぞれです。
あまり持っていない人もいるでしょうし、たくさん抱えている人もいると思います。
でも、「自分だけじゃない」。
そう思えたことが、私にとっては大きな救いでした。
以前は、自分以外のみんなが、何の悩みもなく光の中を歩いているように見えていました。
でも実際には、それぞれが見えない葛藤を抱えながら生きています。
そう思えるようになってから、私も少しずつ自分の漬物と向き合えるようになりました。
もちろん、今でも、腐った漬物と向き合うことは嫌です(笑)。
ミッドライフクライシスは、腐った漬物があふれた状態なのかもしれない
これは私自身の考えですが、
ミッドライフクライシスとは、
今まで見ないようにしてきた「腐った漬物」が、もう蓋をしておけなくなった状態なのではないかと思っています。
若い頃は忙しさや勢いで乗り越えられたことも、
40代になると、
- 仕事
- 家族
- 健康
- 老い
- 人生の折り返し
そうした現実が重なって、心の奥にしまっていたものまで顔を出してきます。
だから苦しい。
だから揺れる。
でも、それは弱いからではなく、
今まで抱えてきたものに向き合うタイミングが来たということなのかもしれません。
少しずつ向き合っていけたらいい
私もまだ途中です。
今でも揺れますし、不安になることもあります。
でも、私自身が幸せでいたい。
そして、大切な人にも穏やかに接していきたい。
だから、腐った漬物を全部捨てようとするのではなく、少しずつ向き合いながら生きています。
もしあなたも、心の奥に長年抱えているものがあるなら、
一人で抱え込まず、誰かと話してみるのも一つの方法かもしれません。
「腐った漬物」は、一日でなくなるものではありません。
私は今も、小脇に抱えながら生きています。
でも、一人で抱えていた頃より、ずっと気持ちは軽くなりました。
コーチングと自己基盤は、その変化を支えてくれた大切な存在です。
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