気がつけば、他人のことで頭と気持ちがいっぱいになっている。
そんなことはありませんか?
「あの人は、なんであんなことを言ったんだろう」
「どういう意味だったんだろう」
「なんで○○してくれないんだろう」
相手の言葉や行動について、ぐるぐる考え続ける。
私は、よくありました。(今もあります)
そんなとき、私の意識は完全に「相手」に向いています。
相手がどう思っているのか。
相手はなぜそんなことをしたのか。
でも、他人のことばかり考えているとき、意外と見ていないものがあります。
それは「自分」です。
「人のことを考えないようにしよう」とするのは、なかなか難しいもの。
だから私は、考えないようにするのではなく、他人に向いている意識を少しずつ自分に戻すようにしています。
この記事では、私自身が意識している3つのことを紹介します。
気がつけば、他人のことばかり考えていた
以前の私は、家族や身近な人との関係で何かあると、その人のことばかり考えていました。
たとえば、
仲良くなったと思っていた人が、急によそよそしくなった気がする。
「なんでだろう……」
「私、何かしちゃったのかな?」
相手の気持ちや行動の理由を考えて、考えて、考える。
でも、相手がどう思っているのかは、いくら考えても本当のところは分かりません。
それでも私は、答えの出ないことをずっと考えていました。
①「人のことばかり考えている」と気づく
じゃあ、他人のことを考えるのをやめればいい。
……と言われても、そんな簡単にはできません。
「考えないようにしよう」と思うほど、余計に考えてしまうこともあります。
だから私は、無理に考えないようにするよりも、
「あ、今また他人のことばかり考えているな」
と、まず気づくことが大事なんじゃないかと思うようになりました。
気づいたら、そこから少しだけ自分の方へ意識を戻してみます。
②「相手はどう思っている?」から「私はどう感じている?」へ
「あの人は、どうしてあんなことをしたんだろう?」そう考えていることに気づいたら、
「私は、どう感じたんだろう?」と自分に聞いてみます。
「なんで○○してくれないんだろう?」と思っているなら、
「私は、○○してほしかったんだな」と、自分の気持ちに目を向けてみる。
相手から自分へ。
ほんの少し、視線を戻してみます。
相手が何を考えているのかは分からなくても、自分が何を感じているのかは、自分で見ていくことができます。
その奥に「自分のニーズ」があるのかもしれない
最近、私は自己基盤の講座で「ニーズ」について学び始めました。
ニーズについて学んでいると、「人のことばかり考えてしまう」ということも、自分のニーズと関係しているのかもしれないと思うようになりました。
たとえば、
「もっと私のことを分かってほしかった」
「もっと私の努力を認めてほしかった」
「もっと大切にしてほしかった」
相手やコミュニティに対して抱いているモヤモヤの奥には、自分が本当に求めていたものが隠れていることがあります。
以前の私は、そこを見るよりも、
「なぜ相手は○○してくれないんだろう」と、相手の方ばかり見ていました。
でも今なら、
「私は、何を求めていたんだろう?」
というところまで、自分に聞いてみたいと思います。
自分のニーズについて取り組み始めた話はこちらです。

③考えても分からないなら、相手に聞いてみる
そしてもう一つ。
相手の言動が気になって、あれこれ想像してしまうときは、本人に確認するという方法もあります。
聞いてみたら、
「え?そんなこと?」と、あっさり終わることもありますよね。
まさに取り越し苦労です。
……とはいえ、「それができりゃ苦労しないよ」という話でもあります。
「何か怒ってる?」
「私、何かしたかな?」
「さっきの言葉、どういう意味だった?」
そんなふうに相手に聞くのは、やっぱり勇気がいります。
私自身、自己基盤に取り組む中で、自分の気持ちを見ることだけでなく、それを相手に伝えたり、分からないことを確認することにもしずつ取り組んできました。(とは言え、すんなり出来ないことも相変わらずよくあります。)
他人のことばかり考えてしまったら、自分に戻ってみる
人間関係でモヤモヤしていると、どうしても相手に意識が向きます。
相手がどう思っているのか。
なぜあんなことをするのか。
どうして分かってくれないのか。
繰り返しになるけど、そんなとき、私が意識しているのは、
- 「今、他人のことばかり考えている」と気づく
- 「私はどう感じている?」「私は何を求めている?」と自分に聞いてみる
- 必要なら、相手に確認してみる
ということです。
もちろん、いつもできるわけではありません。
今でも、ぐるぐる考えてしまうことはあります。
それでも、「あ、また他人のことばかり見ていたな」
と気づいたら、自分に戻ってくればいい。
私にとって自己基盤は、そんなふうに自分に戻るための土台をつくっていく取り組みでもあります。

