腐った漬物を持っている

自己基盤

1人で腐った漬物を抱えて辛い思いをしている人がいたら、自己基盤で一緒にシェアできると良いなと思ってこの記事を書きました。

腐った漬物とは

今日はMyコーチと私の自己基盤にかかわる話をしていました。
小学生くらいのころの、親や兄弟に対しての感情と今に引きずる気持ちの話をしていました。
その話をすることは、私にとってはしんどいことです。
しんどくて、気が重くて、辛いことです。
だから、今までコーチング以外で人に話したことはありませんでした。
セッションの場でもめったに話さない内容でした。
1、2回話したくらいでは昇華しないです。

去年、初めて近藤真樹コーチの自己基盤を受け始めたときに、真樹さんが「腐った漬物を持っている人もいる」と言っていました。
こういう子どものころから、持ち続け、隠し続け、こじらせ続けたものが、たぶん腐った漬物なんだと思います。

腐った漬物を持っている人は

腐った漬物を持ち続けていることは辛いです。
でも、自己基盤を受けると、いろんな人がそれぞれの腐った漬物を持っていることに気がつきます。(もちろん個人差はある。無い人も、少ない人も、多い人もいる。)
でも、「自分だけじゃない。」
それだけでも、私は随分気が楽になりました。
以前は、自分以外の全ての人が葛藤の無い明るい表参道を歩いているように見えるときがありました。まるで光の道を歩いているような。
でも、人にはその人にしか分からない腐った漬物を持っています。
そう思うと少しだけ気が楽になって、自分の腐った漬物を見つめようかな、という気持になれたりします。(嫌だけど)

ミッドライフクライシスはたぶん腐った漬物が爆発したとき

ミッドライフクライシス(中年の危機)という言葉があります。
中年期に訪れる様々な変化(生老病死の不安や人生や仕事への限界など)に対する、不安や焦り、葛藤のことのようです。

私は、ミッドライフクライシスって、腐った漬物が限界になって爆発したときなんじゃないかなと思っています。
私たちは、幼少期から、この漬物のモトを育てて、どこかで発酵させて、腐らせていきます。若いときは忘れたり、無かったことにしてやり過ごしたこの漬物が、中年になってきたときに、もう無かったことにはできないんですよね。
それでも向き合うのが辛いので、やっぱり見なかったことにしたり、逆にダイレクトに手をつっこんだりして、ドカン!!となってしまうことが、ミッドライフクライシスなんじゃないかと私なりに解釈しました。

私自身も、自分の老い、体調、家族のこと、家族の老い、仕事や人生の理想と現実、いろんなことでゆらゆらしています。

でも、私自身が幸せでいたいから、私の大切な人たちにもそう接していきたいから、腐った漬物が爆発しないように、少しずつ少しずつ向き合っているところです。

腐った漬物をお持ちのあなた、良かったら自己基盤トゥギャザーしましょう☆

自己基盤って何?という説明記事↓
自己基盤の目的とその手法を選ぶ理由

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