いつか時間ができたら読もう 第二弾
“いつか時間ができたら読もう”シリーズ第二弾は 青春の門 です。
そんなシリーズをすっかり忘れていた(笑
第一弾 ソクラテスの弁明を聴く
青春の門は五木寛之さんの有名な超超超長編小説ですが、果たして全部読んだことある人がどこまでいるのか、、
この記事は、青春の門を耳読した私の感想記事です。ご興味ある方はぜひ!
いつかは、、今でしょ!
私も学生時代にこの本の存在を知って興味を抱いて早20年、いつか、いつか、SOMEDAY、と思い続けて、そのうちすっかり忘れていました。
オーディブルすら最近聞かないから解約していたところ、知人から久しぶりにそのタイトルを聞いて、今でしょ!とオーディブル聞き放題に入りなおしました。
2カ月くらいかけて聞く
聞いた期間、正確には忘れましたが、2カ月弱かかったような、、
私は1.2倍速くらいで聞いていて、1部につき10時間前後かかったような、、
それくらいのボリューミーなものでした。
実はまだ未完
青春の門って実は、まだ未完なんです。ご存じでしたか?
私は知らなかったので、ビックリ。
第8部で連載が止まって、数年前に23年ぶり?!に連載が再開され、現在第9部まで出版されているようです。(オーディブルで聞けるのは第8部までなので、私は8部までしか聞いてません)
連載開始が1969年だから、、55年かけて書いているわけですよね。すごすぎる。。
感想
主人公伊吹信介の少年時代から、青年時代にかけての成長のお話しです。(ざっくり)
若くして亡くなった地元では偉大な存在への父、若くて美しい義母、幼馴染、学生時代に仲良くなった友人たち、いろんな周囲への葛藤や愛情を抱えて成長していきます。
特に主人公が大学入学のために上京してきた自立編以降の、自意識のモヤモヤや行き当たりばったりのような行動は、聞いていて、こっぱずかしくなったりして、、これが青春かもしれない、と思ったり。
主人公の魔がさしたような言動を耳で聞いていると、いたたまれなさすぎて、再生をしばらくストップしてみたり、、(;^_^A(共感がすごすぎる)
そういうこっぱずかしさ、いたたまれなさが、青春でもある。
また、思いつきでの行動力も青春でもある。
そんなことを、41歳の私は思いました。もし私が学生時代にこの本を読んでいたら、全然違った感想を抱いたかもしれないな。
また、この本には性描写がたくさん出てきます。性の目覚め、悩み、惰性。ナマナマしく感じる部分もあるけれど、それが青春であること、そもそも生きていること、そう感じました。
性は生!!
(個人的には、主人公信介の幼馴染牧織江に対する振る舞いが、私が若かったら、キー!!酷い!とか思っていたかもしれません。。しかしそれも青春。情と男女の情の境目は難しい、かもしれない。)
読もうと思ってた裏理由
五木寛之さんがダンディすぎるから、です。
キャーー(照)
・・・・
実は五木寛之さんの他の著書も全く読んだことがなく(すみません)、ダンディさゆえに、憧れがつのって、早20年。
だから、今ここで読めて良かった~オーディブル最高☆
またいつか別のシリーズも読めたらいいな~(というか続編オーディブルが出たら読みたい。)
私はつい小説を後回しにして読まなくなっているので、オーディブルで小説を聞く、というのもありかもなと思いました。
いつか読みたいシリーズ、第三弾(あるのか?)お楽しみに~☆