ハウ・トゥ・アート・シンキング読んでみた

あれやこれやな日々
ジーどん
ジーどん

こなつん、ブックレビュー始めたの?
(続くのかな、、)

こなつん
こなつん

うん!そうなんだ!

ブックレビュー初挑戦☆
今回の本は(良い意味で)騙されたよ~!!

読んだ本

ハゥ・トゥ・アート・シンキング(著者 若宮和男 氏) 

読んだ目的

私がこの本を読もうと思った目的は、趣味のいけばなに息詰まりを感じたから

いけばな始めて9年目。去年からは京都へスクーリングに行きだして楽しいはずのお花ライフ。
ところが、、花選び、構成が分からず、迷いっぱなしで、お稽古や学校の度に途方に暮れている状況が数カ月も続いている状況。

今の状況のヒントになれば、、と思い手に取ったよ。

感想

読めば読むほど、あれ?あれ?
何か私は探しているものとは違うような、、

アートを初心者的に理解できる方法だと思っていたけど、
哲学書なような、、
頭と体と心へのアプローチを俯瞰的に見ているような、、
起業や事業についての考え方でもあるような、、

最後までその疑問を抱いて読み終わったところ、、
おわりのページにこんな文章が!!!

この本には、「ハウ・トゥ・アート・シンキング」という
あたかも答えをくれそうなタイトルがつけられていますが、この本は、答えをくれません。

ハウ・トゥ・アート・シンキング

やられたー!!しかし納得!!
まんまと擬態に騙された~(笑)

でも、結果的に、アートだけじゃない、ライフ(生き方)全体の捉え方みたいなものが少し見えてきた気がするよ。

特にアート・シンキングだけでなく、ロジカル・シンキングとデザインシンキングの働きや機能的になる状態の説明が分かりやすかった。

  1. ロジカル・シンキング  
    顕在的な課題を分析的に解決する
    ※ロジックに従えば、誰でも「同じ解にたどり着ける」
  2. デザイン・シンキング
    潜在的な課題を共感的に見出し解決する。
    ※(共感性や敏感さが必要)
  3. アート・シンキング
    課題から出発せず、自分の衝動によって価値に確信を起こす。
    ※他者の課題解決ではなく、自分がやりたいことを大切にする。(赤ちゃん)

①、②は客観的な立ち位置であるのに対し、③はめっちゃ主観的だと感じたよ。(だって赤ちゃんだもんね)

私にとってのお花はどの段階か

ここで、今回の目的だったお花について振り返ってみたよ。

私の花に今欲しい要素は、、
客観性。客観的に美しくありたいから。
主観は実はすでに備わっている。ということも改めて認識。(出し方に慣れてないって感じかな?)

客観性を身に着けるために、今必要なことは、とにかく模倣かも

当面は、ローマ人になってお花に取り組むことが大切そうです。
まずは、本読んだり過去作品研究かな!

その他

お花のために読んでみたけど、この3つの考え方は、コーチングの手法にも使えるかも。

コーチングは、傾聴と質問でクライアントの意識と無意識に働きかけるもの。
言葉を使っているから、どうしても側面から頭で考えがちなところがあると思っている。
頭じゃないものへの働きかけの要素に、アート・シンキングを取り入れられると良いのかも?と思ったよ~(具体的な方法は未定。カラーやカードなどいろいろあるよね)

初めてのブックレビュー、結構難しいもんだね!

アートをしている人も、関係ないお仕事をしている人にとっても、自分の必要だけど、普段ない目線や考え方のヒントをくれる本だと思ったよ。
良かったら読んでみてください~

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