勝間式ロジカル不老長寿を読む

あれやこれやな日々

勝間式ロジカル不老長寿(by勝間和代さん)を読みました。

40歳の私が読んで染みた理由

私は今40歳です。
まだまだ遠い話と思って、読んだら案外染みたので感想を書いておきます。

この本では長生きリスクを次の3つのリスクに分けて捉えています。

1 身体的衰えのリスク
2 金銭的収入減のリスク
3 社会的つながり減のリスク

この3つのリスク、実は全て染みました。

私は2年前に地方公務員を退職しました。
その時に、感じたこと全てが書いていたからです。

プレ老後体験だったのかもしれない

もしかすると私は、プレ老後を体験したのかもしれません。
以下が、私の感じたプレ老後の感想です。

1 身体的衰えのリスク

アラフォーになって老いをはっきり自覚しました。
30代後半ごろから白髪や体力の低下など、老いの足音を感じていました。
それが、40歳目前に、ごまかせないくらいに、はっきりと感じるようになりました。
外見や体力からの自分自身の老いや、親の老い、などから、はっきり自覚するようになりました。

今の時点では、リスクとまでは言わないと思います。
でも、年は急に取るわけではありません。いつまでも自分は若いわけではない、それは当たり前だけど、自覚が少なかった自分には衝撃の事実でした。

2 金銭的収入減のリスク

いろいろやってみたいことがあって、前職を辞めました。
その時点で、次の収入のあては無く、数年間自分が好きにできるお金を貯めて辞めました。(リスキーですね。。(;^_^A)

今年からコーチングのコーチとして、フリーランスで活動し始めましたが収入としてはまだ厳しい状態です。

そういう状態だと、自分の資産が目減りしていくのを見る状態なんですね。これは、正直、精神衛生上、あまりよろしくないです(;^_^A
意識的にも、無意識的にもセコくなるし、選択肢が減っている気がしています。

私は今後何かしらの方法で収入を得たいし、得る必要があるし、おそらく得ることができると思っています。

けれど、年金以外の収入が無く、年金で足りない部分を資産を取り崩していく老後というのは、じりじりと先すぼまりな感覚があるんだろうなと、自分の2年間を通して感じています。

3 社会的つながり減のリスク

個人的には、これが一番盲点でした。
だって私はどっちかというとリア充だと思っていたから。

平日は仕事で忙しく過ごし、休日は休んだり、家族と過ごしたり、趣味を楽しんだり、何年もそんな日々を過ごしていました。
所属しているコミュニティが複数ある(仕事、家族、友人、趣味)つもりでいました。

いつの間にか友だちが減っていた

でも、仕事を辞めたときに気がつきました。
「いつの間にか友だちが減っていた」ことに。

フルタイムで長時間労働をして、職場にリアル出勤をしていた環境で、なんとなく自分は人に囲まれて過ごしていたので、気がつかなかったんですね。

だから、辞めてしばらくは、孤独を感じたし、仕事に多くの時間をさいていたため、喪失感も感じました。

そこから、少しずつ昔の友人と連絡を取ってみたり、趣味のつきあいを深めたり、オンラインサロンで交流をしたり、社会的つながりを広げたり、深めたりしてきました。

けれど、新しいコミュニティに入っても、すぐには仲良くなれないときもあります。(個人差はある)
私は時間がかかる方なので、始めは慣れなくて焦ったり落ち込んだり、不安定な日々が続きました。

2年強たって、ようやく、社会的つながりが、広くなったり、深まってきて、楽しくなってきたという実感があります。

これは個人差があるけど、私は少なくとも2年かかりました。

もし、プレ老後を経験せずに、リアル老後で、この社会的つながりリスクを経験していたら、もっとキツかったと思います。
2年でリカバリーできなかったかもしれません。

もし、このブログを読んでくれている人の中で、今、社会的つながりを再構築しようとされている方がいたら、「少し時間はかかるけど、焦らないで大丈夫だよ~」と伝えたいです。

やっぱり勝間さんは素敵

最後に、この本を読んで、改めて勝間和代さんって素敵な女性だなーと感じことも書いておきます。

この本は2021年7月27日に発行されています。
本の中で、勝間さんはひざの痛みで自転車にあまり乗れなくなったことを何度も書いています。それだけ自転車が好きで残念だったんだろうなと感じていました。

でも、2023年6月現在、勝間さんは自転車生活を楽しんでいるようです。
勝間和代オフィシャルメールマガジン2023.5.28配信分
良かったね、勝間さん(^^)/

私は、勝間さんの人生を楽しんで生きようとするこういう姿勢が大好きで、尊敬しているし、そういう人に自分もなりたいです。

改めて、なりたい自分になろう!!byコーチこなつん でした☆

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