私は自己基盤という概念をとても大切に考えているし、自己の内面に取り組む良い手法だと思っています。
自己基盤とは
コーチングには自己基盤という考え方があります。
自己基盤とは、自分という一人の人格を形づくる土台のことで、その中にはたくさんの大切な要素が含まれています。(未完了、基準、家族、価値、、etc))
自己基盤は10の柱があると言われています。
- 妥協するのをやめる。Zap the Tolerations.
- 自分自身を完了させる。Get yourself Clear of the Past.
- 統合性を取り戻す。Restore your Integrity.
- 自分のニーズを満足させる。Get your Needs met.
- 境界を広げる。Extend your Boundaries.
- 基準を引き上げる。Raise your Standards.
- 蓄える。Create a Reserve.
- 家族の基盤を強くする。Strengthen your Family.
- コミュニティを深める。Deepen your Community.
- 価値に向き合わせる。Reorient around your Values.
自己基盤に取り組む目的
私自身が幸せであり、楽な状態であるため。
私の周囲の人に幸せでいてもらいたい、そのために、私が彼らにより良く関わりたいため。
私は、自己の揺らぎや劣等感、家族へのいろんな思い、に何年も向き合って生きてきました。
しんどく感じることも多かったです。
その中で、自己受容、自己肯定、そういった概念を知り、私がより良く生きるために、より幸せであるために、私の大切な人たちとより良く関わるために、いろんなことを試してきました。
ただ、そういったことは抽象的で概念的なものにどう取り組んで良いか分からずに途方にくれることが多かったです。
そんな中で、自己基盤という概念を知り、講座として受講できると分かり、迷わず取り組むことにしました。
自己基盤という手法を選ぶ理由
自己の内面が知りたい、取り組もうと思うとき、いろんな方法があります。
自己基盤だけが唯一無二の方法ではありません。
その人はその人にあった方法でアプローチしていけば良いと思います。
いろんな方法がある中で、私が自己基盤を選ぶ理由は次のとおり。
- 自分で取り組む。
誰かすごい人からアドバイスをもらう、とかではなく、自分で取り組むしかありません。
自分で時間をかけて、喜怒哀楽を感じながら、取り組みます。(取り組めないなら取り組めないなりの自分に何か感じます)
自分の人生の主役になる、主体的にアプローチするということは、自分で取り組むということです。 - 具体的に取り組むことができる。
自己の内面は大切ですが、感情的、抽象的、概念的でどう向かい合えば良いか難しくありませんか。(私はそう思いました。)
自己基盤は、10の柱をベースに自分の身近な課題に具体的に行動することで向き合います。
その具体的な行動の結果、そこで感じた自分の感覚や感情を観察します。
アプローチが具体的ということは、再現性があるということです。適切なコーチや仲間のもとであれば、誰でも取り組むことができます。 - 適切なコーチや仲間がいれば、誰でも取り組める。
前述した適切なコーチや仲間がいれば、というところも、とても魅力的な要素です。
魅力的な助言をしてくれそうな雲の上のカリスマに会える日を待って、目から鱗を落としてもらわなくても、現実的に出会える優秀で経験豊富なコーチのもとで、信頼できる仲間とともに、自分が1つ1つに取り組んでいけば、何かは変わっていく。
これも自己基盤という手法の魅力です。
(いろんな手法や考え方を否定するものではありません。ただ、私が昔、そういう人からアドバイスをもらえればどうにかなる、と何年も憧れて待っていた経験があるので、ここで書いてみました。)
参考図書
自己基盤(パーソナル・ファウンデーション)の生みの親であるトマス・J・レナード氏のselfish.読みにくくて挫折&すぐ忘れる。。
けど、また読むぞ~!!
コーチングプレイスの自己基盤
コーチングプレイスの自己基盤は、オンラインで月1回。
私にとって、すごく継続しやすい仕組みです。
1回の講座は3~4時間という長時間になることもありますが、録画、録音データの共有もあり、あとで聞き直すこともできます。
1カ月サイクルで課題に取り組む&アウトプット、シェアの時間があるのもとても効果を感じます。
オンラインなので、参加しやすい費用も魅力的。ご興味あるかた、togetherしましょう❤
自己基盤講座(応用)
オンラインでの継続的な取り組みをベースに、今年度は別口のリアル合宿なども参加していきたいと思います。