ArtDay with Okann

あれやこれやな日々

母と美術展を2件はしごしてきて、いろいろ考えた、というお話しです。

ArtDayなるもの

実は、去年の8月にArtDayなるものを始めました。
目的は、お花のために審美眼を養いたいから、
週1回は、美しいもの(お花、建物、アート、美しければ何でもOK)を意識的に見よう!と決めていました。
ゲルハルト・リヒター展と未完了項目

それから10カ月。
2、3ヵ月に1回のペースで続けております(;^_^A
(週1目標は自分的にハイペースすぎたようです。。)
大切なのは、続けることだからね!

本日の展示

1件目マティス展(東京都美術館)
2件目抽象絵画の覚醒と展開(アーティゾン美術館)

美術展は、集中力を使うので、1日に2件行くと、けっこう疲れます。

マティス展は、1人の画家の生涯を通じた作品を見ることで、試行錯誤や変化や成長を見ることができました。
そういう変化や挑戦を見ていると、天才的な画家でも、身近に感じることができて、嬉しかったな。
特に晩年の切り絵やロザリオ礼拝堂は素晴らしかったな~

アーティゾン美術館の方は、複数の画家の抽象絵画を一気に見ることで、画家や時代は違うとしても、抽象の世界の共通認識のようなもの?に触れられた気がします。(上手く言えんけど)

一番良かったことは

美術展も良かったんですが、今日一番良かったことは、
実は、母とArtについて話すことができたこと。

私は、普段はあまり母と会話がはずみません。
何話したら良いのか?という感じで、、昔はもっと話をしていた気がするんだけど(;^_^A

でも、絵を描く母と、いけばなを生ける私、分野は違っても、Artという共通点ができたことで、話が少しできるようになりました。
他の内容では、つい粗ばかり探してしまう母の話も、この分野については、少しは聞けるようになった気がします。

だから、今日は一緒に美術展に行って、感想や最近の練習の話などを聴けて良かったなと思いました。

母について

昔から絵を描いていたわけではありません。
ずっと働いていて、私の就職が決まった後に(懸案事項だったようで。。)早期退職をして、60の手習いで、美大の社会人コースに入学しました。
それから15年弱、ずっと絵を描いています。
県展や入りたい会派の展示会に出品して、たまに賞をいただいています。

以前は、好きでやっていることだから、やりたきゃやれば、と思っていました。
でも、自分がお花を本格的に始めてから、例え好きなことであったとしても、高みを目指して続けていくことは大変なことだと気がつきました。
今では、母のそういう部分を尊敬しています。

ちょっと話がそれました。
お母さん、今日は遠くから来てくれてありがとう。

明日は、燕子花一式デビュー(恐怖)なので、備えて寝ます。ねむい。
ぐない☆

タイトルとURLをコピーしました