先月の3月下旬、地元に帰りがてら、小学校時代の友人3人と数年ぶりに会うことになりました。
そこで、予期せぬ未完了と遭遇しました。
ビックリしたけど、ちょっと泣けて、そしてようやく泣けた自分に良かったなと思った出来事がありました。
予期せぬ未完了との遭遇(地元にて)
30年ぶりのあの場所
待ち合わせ場所は友人の職場の近く、地元小学校からは少し離れたエリアでした。
私がその地元にいたのは小学生までだったので、待ち合わせ場所は私にとっては馴染みのない場所だと思っていました。「土地勘無いから迷うかも~」みたいな会話をラインでしつつ、念のため早めに待ち合わせ場所へ到着。
20分も前についてしまったので、周辺をブラブラしよう、、そう思って、歩き出したとたん、
「あ!ここ知ってる。〇〇塾の近くや!」
中学校受験のこと
私は、中学校受験をしました。そのため、小学校4~6年生の3年間、塾に通っていました。
待ち合わせ場所は、実はこの塾の近くでした。小学生のころは、バスで通っていたため、電車の駅名を聞いても全くピンとこなかったけど、駅から降りて、周りの景色を見たら、全部思い出しました。
もちろん、30年前とはかなり変わっているけど、すぐに分かりました。
電車の駅から数分のところに、最寄りのバス停が変わらずありました。
30年前は、バス停から塾の看板が見えて、いつもそこを重い足取りで歩いていました。
今はもう塾はありませんが、今回、30年前と同じように、バス停から塾に向かう道順をたどって歩いてみたんですね。
いろんなことを思い出しました。
宿題をよく忘れて怒られることを心配していたこと、テストの点がいつも張り出されるのが嫌だったこと、点数のことで先生に怒られたり、同級生の男の子にバカにされるのが嫌だったこと、できる科目は当たり前で、できないことばかりを注意されて嫌だったこと、見たいテレビが見れないこと、友だちと遊べないこと。学校帰りに大慌てで塾用のカバンとお弁当をもって、せわしなく塾に行っていたこと。
私は中学校受験が嫌でした。
厳しい塾だったので、塾の先生が怖くて嫌でいつもしんどい気持ちでした。
好きだったいろんなことを我慢した3年間でした。
そのことについて、母親を恨んでいる部分もありました。
(母親は母親なりの思いや考えがあったことは、分かってあげたいけど、気持ちは別なんですね。)
その場所は、私の未完了の感情がたくさん詰まった場所でした。
私は行きのバス停から塾のあった場所まで歩いて、塾から帰りのバス停までを歩きました。
行きのバス停での重い気持ち、帰りの疲れた気持ち(夜の9-10時台だったので、疲れていたし、眠かった)
そんなことを感じながら、2往復していたら、待ち合わせに遅刻しました。
友人にシェアできた
遅刻していって、興奮気味に友人に○○塾の近くでビックリした!!という話をしました。
友人たちは私が○○塾に行っていたのを覚えていて「あの時大変そうだったよね~とか○○くんとよくケンカしてたよね~」とかコメントをくれました。
未完了に出会った直後に、当時のことを覚えている友人にシェアができて、コメントをもらえて、嬉しかったです。うるっとしました。
友人と別れたあとも、また同じ場所を2周して帰りました。
2日後に未完了のワークショップに参加してシェアできた
偶然にも、この2日後に未完了のオンラインワークショップの予約をしていました。
(国際コーチング連盟マスターコーチ津野恵美子さん主催の自己基盤ワークショップ)
そこで、この出来事のシェアをしました。
シェアしている途中で、涙が出ました。
私は、今まで、自己基盤でシェアをしているとき、うるっとしてはいたけど、泣いていなかったです。
でも、今回は途中で泣きました。
私にとって中学校受験のことは、Myコーチと何度話をしても昇華しきれていないものでした。
でも、今回、現場に想定外に30年ぶりに行って、当時の自分の気持ちを生々しく思い出して、それをシェアできる場所があって、泣けたことで、何かが進んだ気がします。
泣けて良かった。
そしてシェアできる友人や場所があって良かった。
自己基盤に出会うことができて良かった。
そして、小学校高学年の自分に、エライよくやった!と言ってあげたいです。
書いてる最中も泣けました。
夜中の日記みたいだけど、見直さずUPします。