当たり前の幸せ

あれやこれやな日々

朝目が覚めて
電気をつけて
暖房つけて
お手洗いに行って
文句を言いながらも学校や仕事に行って
家族や友人とおしゃべりして
あったかいご飯を食べて
お風呂に入って
お布団で寝る

毎日当たり前のようにやっています。
でも、本当はすごくすごく幸せなことだと思います。

私は、普段は、なりたい自分になりたい、と自己実現を大切にして生きています。

でも、本当は生きているということだけで十分なんだと思います。生きて、命があるということだけで十分なんです。

今日は1月17日です。
28年前、私は西宮の小学校6年生でした。

辛かったこと、怖かったこと、驚いたこと、腹がたったこと、後悔したことがたくさんありました。
忘れてしまったこともたくさんあります。

敢えて書いたり、人に話してきたことはありません。
でも、覚えているうちに、少しだけ書いてみようと思いました。

何が起きたか分からなかった朝でした。
でも、家族全員が無事でほっとした朝でした。

何日間か(記憶が曖昧)電気の無い状態で過ごしました。
夜は寒くて暗くて怖かったです。
寒くて怖かったから、小学校6年生だったけど、しばらく、お母さんの横で寝ていた気がします。

水道・ガスはもっと長い間無い状態でした。(1,2カ月?覚えていません。)
お手洗いがすごく辛かったです。
水の配給を取りに行くお手伝いが嫌でやらなかったことを後悔しています。

電気が復旧した夜は嬉しかったです。
部屋の明かりがついて安心して、こたつに入ったときは、すごく嬉しくて暖かくて安心しました。

他にもたくさんのことがあったけど、今回はここまでにしてみます。

生きていて、ライフラインが使えるって、普段は当たり前すぎて忘れています。
でも、それはとても幸せなことだと思い出すときがあるのです。

だから、私たちは、幸せだし、今の自分たちの命や生活を大切にして、進んでいく必要があるんだと思います。

ちなみに、防災用の簡易トイレを常備しています。かなり重要なことです。

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