お花の学校2年目 振り返り(仲間は大切)

Ikebana-Days
ジーどん
ジーどん

卒業おめでとう!
引き続き来年もだね!

こなつん
こなつん

・・・・(うるうる。)

池坊中央研修学院の教養Bというコースに通っています。
昨日が卒業式でした。

4月からは3年目専Bというコースに進む予定。(別名“花の専B”と言われるスーパーハード&楽しいという。。)

お花の学校2年目 振り返り

その前に、最終週、特に思うことがたくさんあったので、振り返っておこうと思います。

やっぱり仲間は大切

お花の教室の仲間は20人くらい。
この20人のうち、半分とは一昨年からの2年間、もう半分とは去年からの1年間、一緒に学んできました。
もちろん毎日ではなく、1年のうちの20日間という限られた時間です。

そして、実は、私は大人数の集まりはあまり得意ではありません。
(6人くらいまでは楽しくやれるけど、10人以上いるとなじむのに時間がかかる。)
浮いてしまうことはないけど、なじむのには、学校や職場のように毎日顔を合わせる場所でも、1年くらい時間がかかる感じなのです。

だから、お花の仲間とは少しずつ仲良しになりつつも、気後れしたりもしていました。(みんな良い人たちなので、私自身の距離の取り方だと思います。)

すぐに打ち解けて、仲良くなれる人たちが羨ましいな~と思っていました。

※すぐに仲良しになれるのは、ストレングスファインダーで言うところの、社交性、コミュニケーションという資質です。私は低いので、無理に変わるのは難しいと思いつつ、やっぱり羨ましいんだ~~

お花にフォーカスをしていたけれど

とは言え、羨ましがっても仕方がないし、そもそもお花の学校に行っている目的は、お花の上達のためです。
だから、一番の優先順位はお花にフォーカスをしようと思って2年間、お花を生けてきました。

その結果、自分の花だけにかかりきりになって、余裕が無くなって、みんなの花を見ることができないことが多かったです。
もちろん、人の花を見ることもできず、フォローなんてもってのほかでした。

でも、みんなはそんな私のことを見守ってくれていて、応援してくれていて、助けが必要なときに助けてくれていました。
(花材が足りなくなったときは、見つけてくれたし、時間が無くて片づけも出来ないときは、代わりに片づけてくれていました。)

私は自分のことしか見れていなかったのに、みんなは私のことを見てくれていました。
今回、最終週でようやくそのことが分かりました。

お花は1人では生けられないんだな。

お花の学校の本当の目的は

お花の学校の本当の目的は、単に自分の花を上達させることではないかもしれない、そう思いました。

仲間の花を通して、その人がどういう姿勢で生けているのか、もっと大きく言うと、その人がどう生きているのか、そんなことを学ばせてもらう場なのかもしれない。
そう思いました。

花を通じて交流していたのかもしれない

私たち人間は基本的には言葉や行動を通してコミュニケーションを図ります。
でも、この2年間、私は教室の仲間とお花を通してコミュニケーションしていたのかもしれない、そんな風にも感じました。

花からも言動からも、もっともっとみんなと交流していきたい、と心から思った2年目の最後でした。

4月からの専Bは、残念ながら一緒に進めない仲間もいます。(人の選択やタイミングはそれぞれ違うから)
でも、お花の世界ですぐに出会えるし、出会ったときには、また一緒にお花を生けたいと思っています。

自分の中の競争心(告白)

競争にはあまり興味が無いという体でいたんだけど、実は、競争心?があるんだなということに気がついた。というか、ようやく認めたというか。

お花の学校では、卒業時に成績優秀者数名に賞が贈られます。
1年目は本当に興味が無かったけど、2年目は自分なりにがんばったという自負がありました。

花の出来を比べることは難しいし、他の仲間が上手なことも分かっている。
でも、やっぱり、賞もらえないのは、残念だなと思いました。
そういう自分の気もちに気がつきました。
それだけが全てではないし、それを目指していくのも違う気はするけど、残念と思ったリトルこなつんがいたよ。
(みんなには言えなかったから、この場でちょっとたけ書いてみたよ。)

お花以外でも、過去のことを振り返れば、昇任試験が受からなかったときも、実は残念な気持ちがありました。(自分を認められなかったような気持ち。それを認めるのがカッコ悪いような気持ちがあったから、言わなかったけど)

なんだ、私は、競争心があるんだな。
そんなことも感じた1週間でした。

濃ゆい濃ゆい1週間、お疲れさま、こなつん&リトルこなつん!!

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