花展、お疲れさま!!
この1カ月、ずっと綿毛作ってたもんね~
綿毛レベルアップしたぞ~!!
初めての本部花展
私は池坊いけばなをやっています。
先週の5/19.20に初めての本部花展にお花を出しました。小さい自由花でした。
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池坊いけばなの花型 by mindmup ←池坊の花型紹介記事
初めての本部花展に出して、いろいろ学んだことや思ったことがあったので、振り返りのためにこの記事を書きます。
(本部が開催する花展と、地方支部が独自に開催する花展があります。私は支部花展に2年前に初めて出して、今回本部花展は初めて)
ちょっとマニアックなので、興味のある人は、お付き合いください☆
学んだこと
飾る環境を考える
今回の花展は、暗い部屋での展示でした。
暗い部屋とは、全体的に照明を落として、展示箇所に上から、または下から、スポット的に照明があたる方法をしている部屋でした。
照明、背景、スペース、高さ、それらの条件から、キレイに見える花器、花材、素材は何なのか、そういったことを考えて、実行して、結果を見て、みんなからフィードバックをもらって、そんなPDCAを回せる貴重な経験となりました。
例えば、使う花器は陶器よりガラスがキレイだろうか、花材は白いものが良いかも、目立たせたいものは光を反射するような素材を使おうか、そういったことを想定してやってみたということです。
先生の世界観を体感する
告白します、実は、今回の作品は、悲しいかな自分の実力ではない、と思っています。。
なぜなら、構成や使用する花材のアイデアは親先生に寄るところが大きかったからです。
そういう意味では、私は実力が足りないし、もっと力が欲しいなと思いました。
ただ、親先生の世界観を自分を通じて体感できたのは、すごく得難い経験でした。
私は親先生を尊敬しています。(めっちゃ厳しいけど、、)
そして、先生の選ぶ花材や世界観みたいなものへの尊敬と憧れがあります。
ただ、普段、先生の作品を直接目にする機会は少ないし、今回の花展のような作品(自由花小品)を目にすることはありません。
だから、そういう作品を生けるときに、先生ならどう表現するか、というものを自分を通して見ることができたのは本当に良い経験でした。
私の中に少しでも先生の世界を取り込めていると良いな。
あとは実力をつけるだけ!!(・・・)
完成度の高い作品を作り上げたら
実は、こんなに完成度の高い作品を生けたのは初めてでした。
今までも、もちろん頑張っていたし、その時できるベストを尽くしてきたつもりです。
でも、今回の完成度の高さは段違いでした。
親先生に高下駄を履かせてもらって、完成度の高い作品を生けられたことで、自信をつけさせてもらえた、そんな気がしています。
あとは実力をつけるだけ!!(・・・・)
感想
みんなに支えられてお花を生けている
今回の花展では、タンポポの綿毛を使いました。
作り方は、先生や花友やYouTubeに教えてもらいました。
綿毛はデリケートなので、持ち運びに崩れたり、練習中も崩れたり、実際に使おうとして崩れたり、、使う量の何倍もの綿毛を準備しました。
その綿毛の準備を、先生や教室の仲間が手伝ってくれました。
お花を1人で生けているつもりになっているけど、実際はみんなに支えられて生けているんだなと感じました。私はいつも本当に人に恵まれて、幸せ者だな~
いろんな人に見てもらえることは嬉しい
花展には、家族、友人、知人、花友、いろんな人が来てくれて、嬉しい感想を聞かせてくれました。
自分のお花を人に見てもらえるのって嬉しいことですね。
みんな、来てくれてありがとう。すごく嬉しかったです。
花の道は続く(永遠か、、)
私の親先生は、普段、素敵なお花は見てハッとするものだよ、とおっしゃっています。
今回の私の作品は、高下駄のおかげで、「ハッとするって、こういうこと?」と少しだけ思えました。
この先は、自分だけの下駄で、ハッとするお花を生けていきたいです。
to be continued.
修行は続くよどこまでも・・